あまりにも見所が多すぎるので、もう少し館内のお話しをします。
屋久杉自然館は、屋久島の誕生から地形・生態系、人々の暮らしまで、様々な展示物や資料などで、とてもわかりやすく紹介しています。
山師(やまし)の道具であるノコ・オノ・ヨキなどの数々の刃物から、長さ2m重さ20kgもあるチェーンソーの実物も見ることが出来ました。
江戸時代に年貢として納められていた屋久杉の平木のこともわかりやすく展示されています。
触って、匂いを嗅いで、年輪を数えて、木の塊を持ちあげて、比較もできたり、映像が流れたり、クイズやゲームもあったり、体験コーナーも充分に楽しむことが出来ました。
撮影可と紹介されていたので、館内をいろいろな角度から撮影しまくっていてすっかり時間を忘れていました。
見学時間45分の標準コースでは「屋久杉と屋久島を知る!」じっくりコースは1時間から半日と紹介されていて、なるほどなぁと納得!でした。
職業柄、ついつい目がいってしまうのが、館内の内装材料や構造材、木組みの美しさやすばらしさ、天井から床、窓枠、置かれているテーブルやイスなど隅から隅まで飽きることなく見てしまいました。
この「屋久杉自然館」は年間4万人程の人々が来館されていて、私のように楽しんでいる人もきっといるのでしょうね。 とても良い勉強となりました。
入場料は大人600円、屋久杉と屋久島のすべてを知ることができ、やっぱりここは外さなくて正解だったなと満足のいく博物館でした。
はたと気づけば予定時間をかなりオーバー、まだまだ見ていたい思いを残し、実際に森を見てみようと『ヤクスギランド』へ向かいました。