小黒川のミズナラ(長野県阿智村小黒川)

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 今回は長野県へ向かい 『小黒川のミズナラ』と出会ってきました。
 樹齢300年以上、樹高33m、幹周9.4mです。ミズナラで国の天然記念物に指定されているのはこの樹だけです。

静かな山間の少し開けた場所で、のびのびと四方八方へ手を広げるように枝を伸ばして、そびえ立っていました。

 しかし平成24年6月に北側の2本の大枝が折れてしまいました。現在はバランスを保つ為に支柱やワイヤーによる対策が行われています。

見る方向によっては、片腕を失ってしまったような痛々しさで、自然の現象とは言え悲しい姿です。


ついつい「頑張れ!」と励ましたい思いでいっぱいになりました。残された幹や枝は、変わらず時を刻み生き続けています。

阿智村では、今後も保護をつづけ、今の状態を見守っていくそうです。

 私としてもこれからを見守っていきたいと思う樹となりました。

 【道案内】
「園原IC」から昼神温泉方面へ進むと国道256号線に当ります。左折して南木曽方面へ進み、「旧清内路村役場」を通過、次ぎに、「清内路小」を過ぎ、300mほどの「清内路中」を過ぎてすぐのT字路を山道へと入ります。山道入口の左手に看板があり案内順に進みます。集落を過ぎしばらく看板が無くなる箇所がありますが、1本道だから大丈夫です。駐車スペース、休憩所もあります。

〔長野県下伊那郡阿智村(旧清内路村)小黒川〕