法蔵寺のイヌマキ(岡崎市本宿町)

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所在地愛知県岡崎市本宿町法蔵寺
樹種イヌマキ
目通幹周2.6m
樹高13m
推定樹齢300年

写真は岡崎の本宿町にある古刹「法蔵寺」本堂の右側にそびえるイヌマキの古木です。

樹高13m、幹回り2.6m、根回り4.0m、枝張り15.0mで、どっしりと安定した樹形をしています。

根元近くの幹には、腐朽による空洞があり年代の古さをものがたります。

このイヌマキの樹は、夏に多くの実をつける雌株です。

法蔵寺は奈良時代の高僧「行基」の開創と伝えられており、この樹も約1300年前に椊えられた「行基開山の槙」とも言われています。

えっ!っということは、樹齢1300年??? 残念ながら太さからしてとてもそこまではなくて、何か訳があるのでしょうが、せいぜい2~300才くらいだと思われます。

イヌマキは、ふつう「マキ」という吊前で庭木や生け垣によく用いられています。イヌマキが庭木として用いられるのは成長が遅く、一度形をつくるとそれが長く維持されるからなのだそうです。

イヌマキのイヌは本物のマキにくらべて劣るという意味でつけられたものですが、本物のマキが何者かについては、コウヤマキが本来のマキだとか、昔はスギのことをマキと言っていたとか、言ってないとか・・・いくつか説があるようです。

「法蔵寺」は、徳川家康公手習いのお寺であり、新撰組局長の近藤勇のものと伝わる首塚もあります。

是非お立ち寄りください。