老谷(おいだに)の大つばき(氷見市老谷)

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富山県氷見市にある『老谷(おいだに)の大つばき』をご紹介いたします。

左右2本のツバキの大きい方です。この椿は、一般的に知られている“ヤブツバキ”の種類となります。

幹回り3.4m、樹高6.6m、枝張り東西8m、南北11mと広がりを見せています。

その面積は約50㎡(約15坪)となります。樹齢は500年以上と推定される屈指の巨樹で富山県指定天然記念物です。

3月中旬から4月中旬にかけて真紅の花をいっぱいに咲かせ、花が落ちると紅じゅうたんを敷き詰めた様子が見られるそうです。

主幹が3本の幹に分かれ、伸びた枝々が複雑に絡み合う姿から「刺股の椿」と呼ばれています。

戦国時代に「餓死」に苦しむ民のために城主に直訴した家老が、逆に切腹を命じられました。

妻と幼子は老谷に逃げ、亡くなった夫の墓石の代わりに椿を植えました。

ところが成長するにつれて椿は異様な形となり、これは妻の悲しみの表われだろ伝承されていると案内に掲載されていました。

また掲載写真には、支柱がなく堂々とした姿ですが、今は何本かの支柱に支えられながら枝を広げています。

これからも春先には可愛らしい花を木々にたくさんつけて欲しいです。

《道案内》

富山県氷見市老谷1249
東海北陸自動車道で富山(砺波市)方面へ。小矢部砺波JCTから能越自動車道で高岡IC過ぎ、そのまま進み氷見ICを降りる。氷見インター前を左折し県道415号で羽咋市方面へ。「谷屋」交差点を左折し県道64号で触坂方面へ(手前に案内板あり)。「触坂」交差点から『老谷の大つばき3km』案内があり、右折し県道76号で羽咋・高岡方面(手前に案内板あり)。直進すると『谷の大つばき1.5km』看板があり右折する。道なりに集落を過ぎ山道を進み、分かれ道には案内看板あり直進する。また集落があり、看板通りに進むと到着する。