長太(なご)の大樟(鈴鹿市南長太町)

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 三重県鈴鹿市の『長太(なご)の大樟』をご紹介します。


三重県指定天然記念物で、樹高23m、 目通り幹周8.2m、枝張り東西32m、南北34m、樹齢は不明と案内板にありましたが、推定1000年と言われています。

田んぼに囲まれ平野にポツンとそびえているので、国道23号線や近鉄電車からもその姿が見えます。


伊勢湾台風の時に大きな被害を受け、東側の枝を失い、傾いたような姿をしていますが、以前は美しい樹形だったそうです。

私は今の姿のほうが、風に吹かれている様で、迫力がさらに増してかっこいいなと思います。

今まで数々のクスの樹を見てきましたが、まるでアフリカの広大な大地にある樹を見ているかのようです。


 かつて、ここに大木神社があったそうですが、明治時の神社合祠令で移転し、ご神木のクスだけがここに残りました。


一時期、葉つきが悪くなったことがあり、大くす保存会の手で土壌改良や根元にワラを敷くなど大切に保護管理されています。 鈴鹿方面にお出かけの際は、ちょっと寄り道して是非、見に行ってくださいね。

 【道案内】
近鉄名古屋線の「長太ノ浦(なごのうら)駅」と「箕田駅」の中間にあり「長太ノ浦駅」から南西1Km、徒歩20分。
車なら、湾岸線の「みえ川越IC」から国道23号線で四日市を通過し、「一ノ宮町」の交差点を左折、県道506号線に入り「北長太」を右折、「南長太町」を通過し、次の交差点左折。田んぼを見渡せば見つかります。 駐車場はありません。

〔三重県鈴鹿市南長太町285〕