岐阜県高山市の「臥龍桜（がりゅうざくら）」をご紹介いたします。
樹種はエドヒガンザクラで、目通り幹囲７.３ｍ、枝張り３０ｍ、樹高１６ｍ、推定樹齢 伝承１０００年の国指定天然記念物です。
生い茂る葉や幹のうねりが際立ちます。
斜面に向けて枝を伸ばし、樹高よりも大きく横へ横へと広がった優雅な姿となっています。
岐阜県下では薄墨桜に次ぐ第二の古木で、龍が地に伏して頭をあげた姿に見えることから、この名前がつけられたそうです。
青葉の季節は、訪れる人も少なく『臥龍桜』をしっかり眺められる静かな時間を過ごすことができました。
毎年、４月中旬には「桜まつり」が開かれ、大勢の人々がこの『臥龍桜』を囲みます。
満開に花を咲かせた悠々しい姿もまた貫禄があることでしょう。
《道案内》岐阜県高山市一之宮町 臥龍公園内
車では、 高 山方面からは国道41号を(下呂方面)
南下、下呂方面からも国道41号を北上。JR高山線に沿って走り、「飛騨一ノ宮駅」に向かう。「一ノ宮」交差点を曲がり駅に向かう。そのまま線路
と平行してしばらく進むと踏切りがある。線路を越えて直ぐ右折。そのまま線路沿いに駅裏まで進むと到着。電車では、JR髙山線で「飛騨一ノ宮駅」で下車。そのまま陸橋で線路を越え、降りると到着。
