巨樹

弥富市の「おみよしの松」樹齢３５０年の弥富市指定天然記念物です。かつては、弥富中学校の校庭にそびえていましたが、平成２０年に中学校が移転して、現在はサッカー場やテニスコートなどのスポーツ施設となっている場所にあります。

恵那市明智町の「団子杉」は、樹齢１０００年の岐阜県指定天然記念物です。枝張り東西南北ともに２１ｍ、地上３ｍあたりから３８本程の横枝が四方に張り出して、 樹形がお団子のように丸味を帯びているところから、この名が付けられたようです。

樹齢８００年の岐阜県指定天然記念物「二之宮神社のケヤキ」をご紹介します。境内の東南隅に大きく枝を広ろげそびえ立っています。近寄ると、道路側の枯れた部分に、神像が彫刻されていました。

「宝円寺のシダレザクラ」は、樹高７.３ｍ、目通り４.３ｍ、推定樹齢４００年の県指定天然記念物で、「東海の名木」にもなっています。

巨大岩を眺めているとやさしい仏の顔に見えてくることから名付けられた仏頭岩。その岩を守るように根付いている樹が雲龍ガシです。幹周３．９ｍ、樹高２０ｍ、樹齢２００年～３００年の旧作手村（現在は新城市）の 指定保護樹となっています。

岐阜県中津川市の「長楽寺のイチョウ」は、樹齢１１００年の岐阜県指定天然記念物です。会いに行ってきました。黄色のじゅうたんを引きつめたような鮮やかで美しい光景が見られました。

「ガン封じ寺無量寺の大クス」は、蒲郡市指定天然記念物です。蒲郡市内のクスノキでは、第１位の『清田の大楠』に次ぐ巨木です。表側からはバランスのとれた姿ですが、裏側へ回ると主幹が半分以上朽ちてしまい、対象的な姿に驚かされました。

「大田の大楠」は、樹齢１０００年、幹周１０ｍ、樹高１２ｍです。三本に分かれた太い枝が大きな広がりを持たせ、遠くからはお椀を伏せたような、きれいな半球の樹冠がみられますよ。近くに行くと、北側の目通りの位置に穴があって、それがまさに「自然の芸術！！」　とてもインパクトがあり印象に残りました。

栖光院の東側にある駐車場に着くと、参道脇の大きな１本のクスノキが、出迎えてくれます。その姿はまるで海底を這う巨大タコの足のように根が広がっています。隣接する建物の下までも、根っこを張り巡らしていて、とても樹勢が良いです。

砥鹿神社奥宮の社叢の中での最大は「本宮山天狗の寄木のスギ」です。社務所の北側にある御神木で、樹高３０ｍ、根回１１ｍ、樹齢１０００年の愛知県指定天然記念物です。幹には、枝の折れた痕をいくつか残しつつ、太い幹がうねり、枝が上へ上へと伸びています。